三鷹サテライトのギャラリーについて
2006.08.11
いよいよ2006年8月13日(日)に、CAP!三鷹サテライトがオープンします。
緑があふれ、ゆっくりとした時間が流れている三鷹で、優しい太陽の陽に包まれる店…。この建物に出会ったとき、長年胸の内に秘めてきた私の「想い」や「願い」を形にするのは「今であり、この場所だ」と確信しました。
時計の針をすこし過去へ戻します。
1999年、CAP!が埼玉県三芳町にあった時にスタートした「きゃっぷ荘」をご存知の方も多いと思います。
これは東京練馬区椎名町の、後に著名となる漫画家が多く住み、切磋琢磨して夢を切り開いていった「トキワ荘」からヒントを得て始めたものです(「トキワ荘」からメジャーになった漫画家は手塚治虫さん、石森章太郎さん、赤塚不二夫さん、安孫子素雄さん、藤本弘さんなどがいらっしゃいます)。
鳥に関わる漫画やグッズなどを制作する皆さんにも、「トキワ荘」のように夢を実現し大きく羽ばたいて欲しい。そのお手伝いがしたいとの思いから「きゃっぷ荘」を作りました。
そして「きゃっぷ荘」から派生した「CAP!フェスタ」。毎年2回開催された全国の鳥関係の作家さんによる展示即売会で、愛鳥家さん同士の交流やオリジナル作品の発掘の場として動き始めました。
ところが「きゃっぷ荘」をはじめ、CAP!の活動が軌道に乗って来たと思った矢先、私の持病が悪化しました。
緊急入院、緊急検査。そして「余命3ヶ月」という死の宣告。CAP!フェスタの継続を断念せざるを得ませんでした。
当時は自分の生命がこの先どうなるか、自分自身でも全く想像がつかず、皆さまに詳しい事情をお話することができませんでした。
当時の作家の皆さん、そしてご支援頂いた多くの愛鳥家の皆様に、ご迷惑をお掛けしてしまったことをこの場を借りて深くお詫び申し上げます。
2004年の七夕。私は、この時すでに千葉に移っていた鳥たちに別れを告げ、そしてまた元気で再会するために、生体肝移植に臨みました。
私や家族、そして仲間や友人たちの願いが叶い、17時間におよぶ大手術を無事乗り切ることができました。度々訪れる術後の合併症も、入退院を繰り返しましたが何とか乗り切ることができました。
そんな1年半の間、病床でもっぱら考えていたことは「新しく授かったこの命で何か恩返しがしたい」ということでした。
頭に浮かぶのは、京都の病院へ入院中に届いた世界各国からの励ましのメッセージ、忙しい時間を縫ってお見舞いに来てくれた家族や仲間のこと、そして千葉で暮らす鳥たち、そして天国から見守ってくれている鳥たち。
私の多くの出会いや友人は鳥たちが作ってくれたものだと実感し、10年前にCAP!をはじめた時と同じ気持ちにさせてくれました。
更に、移植という縁があって住むことになった京都。ここで日本の伝統や文化に直接触れる機会が増え、日本の良さと鳥の良さを日本国内だけでなく海外へも発信できないかという想いが深まっていったのです。
前置きが長くなってしまいました。
この想いを形にするには、私ひとりの力ではどうにもなりません。でも、愛鳥家の皆さんに力を貸して頂ければ、夢が夢でなく現実となるのではないかと考えました。そして一人でも多くの愛鳥家の皆さんにご来店頂ける場所で、多くのイベントを企画して行きたいと思うようになりました。
幸運にも社会復帰することができ、そしてこの度、三鷹サテライトをオープンする運びとなりました。
三鷹サテライトは名前の通り、愛鳥家の皆さんへ「情報発信」できるショップでありたいと思っています。週末、祝日限定ではありますが、フードやグッズの販売だけでなく愛鳥塾やセミナーを開催したり、愛鳥家さん同士の交流の場所を提供します。
そして何曜日にするかまだ決めていませんが、2階のスペースをギャラリーとして提供する予定です(年内は試験的に無料提供の予定)。ぜひ「鳥」をテーマにしたオリジナル作品の展示や即売会を開催してください。
たった1日ですが、その1日で多くの愛鳥家を虜にしてください。単独でも、合同でもOKです。素敵な「1(ワン)DAYギャラリー」を満喫してください。
その中から人気の高かった作品、日本的な作品、ご来場の皆さまに反響があった作品などは、CAP!が作家さまとコラボレートして、積極的に海外へ発信して行こうと考えております。
飼い鳥に関する情報は、常に海外から日本へと一方的に流れてきます。しかし、幾度となく海外の飼い鳥マーケットを視察し、多くの関係者と意見交換する中で「メイド・イン・ジャパン」商品に興味を示してくださる方々が多く、日本から情報や作品・商品を発信していく時期が来ていると感じていました。
3年前に比べ、海外とのパイプも更に太くなっていると自負しています。多くの作家さんの作品を、海外へご紹介するお手伝いができればこんなに嬉しいことはありません。
私は埼玉県三芳町時代から愛鳥家さんが作る素晴らしい作品の数々を目の当たりにしてきました。三鷹サテライトの2階ギャラリーからメジャーデビューできる作品は必ずあると確信しております。
ギャラリーの貸し出しの詳細に関しては、後日改めて発表させて頂きます。今からイメージをふくらませて、オリジナル作品の創作の準備を進めてくださいね。
そして愛鳥家の皆さま。三鷹サテライトと、今後のCAP!をよろしくお願いします!
CAP!代表
松本
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