「パピートレーニング(あまがみ)」
今回は、あまがみ(じゃれがみ)について考えてみましょう。
子犬は遊ぶ時に口でコミュニケーションをとります。現在我が家にいる生後4週齢の子犬でさえ既に母親とじゃれて遊びます。本来は兄弟同士で遊ぶようになるのですが、この子が一人っ子のために母親がものすごくよく遊んであげています。
このように子犬は産まれて「遊ぶ」という感情が芽生えた時から「遊ぶ=口で咬む」というコミュニケーションを始めます。
このままずっと母親や兄弟といれば互いに遊びながら咬む力を学習していけるのですが、実際は最も遊びたい盛りのしかもとても鋭い乳歯の時期にあなたの手元にやって来るのです。
相手はまだ手加減を知りませんからパクパク遊ぶ。そのうち興奮度が増すとガブッとやられたりもします。しかし、この鋭い乳歯に負けているわけにはいきません。あなたが子犬にあまがみの仕方、手加減、どこまで咬んだら痛いのか・・・を教えなければならないのです。
昔はよく「大人になったらしなくなるから、ほっとけば直る。」「歯が抜け替わるから痒いだけ。」なんて言う人も多かったと思いますが、実際は乳歯が生えてくる前から始めますし大人になっても痛いほどのあまがみをする子もいます。私自身、激しいあまがみをする大型犬に会って大変だったこともあります。
よく、咬まれたらそのまま手を動かさないとか逆に手を口に押し付けると言いますが、これもなかなか大変。トイ犬種なら良いのですが、相手がテリアや大型犬になったらさすがにそうは言ってもいられません。咬まれればやっぱり痛くて手を退いてしまう。そうすると結構ひどいミミズ腫れになっていたりして・・・。頑張って手を退かずにいても、その鋭い歯で見事にガブッと穴を開けられる、なんてことも。
私が今まで実践した中で有効だったのは「あっ!」とか「痛いっ!」など少しかん高い大きな声で注意音を発する。そうすると犬は驚いて一度口を離すのでまた何事も無かったように遊ぶ・・・というのを繰り返す方法。
わざと手を咬ませる様に口元に持って行って咬んできたら「オエッ」となるくらい喉の奥まで指を突っ込む方法。
鼻先をピンッと指で弾く方法、などがあります。
ただ、このどれもが誰にでも有効というわけではありませんし、実際のところ子犬を飼い始めたばかりで犬を上手く扱えない飼い主さんでは上手に出来ない場合も多々あります。これまでも私自身がやるとピタッとあまがみを止めるのに、飼い主さんが同じ事をしても止めるどころか益々エキサイトしてしまったりするケースを何回も見てきました。
このようなことを考えると、もっと誰にでも出来る方法を試してみた方が良いと思います。
欧米ではあまがみをした時に大げさに痛がるという方法をとりますが、これがなかなか効果があるようです。私もやってみた事はありますが、ただ、中途半端な痛がり方ではダメです。泣きマネをする、転げ回って痛がる・・等、犬が訳も分からず困ってしまうほどの痛がり方をする。
前回も書いたように褒める時と同様、犬に伝わり易いように大胆なアクションで!が重要なようです。
恥ずかしい、という気持ちさえ捨て去ることができれば、この方法自体はしつけの技術としては誰にでも出来る簡単なものです。コントをしているつもりで一度とてつもなく大げさに痛がってみてはどうでしょう?
あなたの演技力と、あなたを理解しようと思う犬との日々のコミュニケーションが最大の成功の秘訣ではないでしょうか。
「 alasip 」 オープンのお知らせ
いよいよ 10 月 11 日
(個人的には「アイ・ラブ・ワンワンの日」と呼んでます・笑)に
オープンすることになりました。
よろしければ一度遊びにいらしてください。
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「 alasip 」 アラシップ
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2007.10.6 |