様々な製品の中でも特に高い品質が要求されるバードフード。CAP!のこだわりをご紹介します。
ご家庭でのペレットの保存方法
皆さんのご家庭では、ペレットの保存はどのようにしていらっしゃいますか?
ペレットは開封した瞬間から劣化がはじまり、風味が失われていきます。小型・中型のトリさんですと、大きな袋に入っているペレットはすぐに食べ切ることは難しいでしょう。
高温多湿の時期などは、例えば半分をタッパー容器に移して普段使い用とし、残りの半分はジップロックのような食品保存用小袋に入れて冷蔵庫や冷凍庫に保管すれば、かなり劣化を抑えることができます。
開封してから一ヶ月以上も常温で保存するというのは、日本の気候を考えるとあまり望ましいものではありません。
場合によってはカビなどが発生することも考えられます。もちろんカビの生えた食事を口にすれば、トリさんが体調を崩しかねません。
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今度のフードは食べてくれるかな…?
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人間の食品と同様に
私たち人間が口にする食品の衛生は、例えば食品衛生法などのような法律に基づいた管理がされており、食品衛生に関する情報の収集、整理、分析、提供並びに研究、検査が行われております。
こういった絶え間ない努力によって、可能な限りの安全性とおいしさが確保されているとも言えるでしょう。
それと同様に、CAP!で取り扱っているバードフードも、製造メーカーや生産者が定めた取り扱い方法、注意事項および各種ガイドラインに沿った形で管理・販売しております。
具体的には、次のような点を特に重要視しています。
- 成分の表示
- 消費期限の明記と、外国語で表示されている記載内容の翻訳
- 摂取方法と、推奨対象であるトリさんの種類の明確化
- 製造メーカー及び生産者が定めた管理形態および販売形態の遵守
CAP!では製造メーカーや生産者から示された各種の製品取り扱い方法に従い、管理及び販売を行っております。
それらの中には時には厳しいと感じる内容もありますが、私たちとしては皆さまにご提供するバードフードの安全性を確保するのが最も重要な事ですので、必ず尊重するようにしています。
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様々なメーカーがたくさんの製品を用意しています。
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ペレットの試供品に関して
最近、お客様から「各種バードフードを小分けにした、試供品のようなものがなぜ無いのか?」というお問い合わせを多く頂戴します。
たしかにCAP!では、一部をのぞきそのような商品は用意しておりません。これは「そのような販売方法を認めない」という、製造メーカーとの契約内容や指示に従っているからです。
多くの製造メーカーから「ペレットは開封した瞬間から劣化がはじまります。そうするとその時点でその製品はフレッシュな状態ではなくなり、“最大限安全な商品”とは言えなくなってしまいます」という説明を受けました。
つまり「一度開封した製品」を販売するのは、“トリさんのために、できる限り安全な製品を提供したい”という製造メーカーや私たちの信義に反することになってしまいます。
もちろん、新しいバードフードを購入したのにトリさんの口に合わず、無駄にしてしまうのは心苦しいというお客様の気持ちもよく理解できます。
実は、まだ今ほどペレットが普及していなかった頃、私たちも多くのトリさんと愛鳥家の皆さまに様々なペレットを紹介したいと思い、試供品の無料配布や小分け販売を行ったこともありました。
その後のペレット普及に一定の効果はあったと自負していますが、そのような販売方法は控えるように製造メーカーから通達をうけました。
そして、そういった販売方法を認めないと言う製造メーカーからの説明は、聞けば非常に納得の出来るものでした。
実際に試供品を提供するとなると、その手段はやはり郵送や宅配となるでしょう。結果的にお客様のお手元に届く頃には、開封してから常温で2〜3日たった状態になってしまいます。
「そのくらいなら大丈夫なのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。しかし私たちCAP!では、トリさんが口にするものに関しては人間のそれと同じくらいの気持ちで安全性を確保したいという信念があります。
そのため高温多湿な時期には、たとえ未開封の製品でも空調により温度管理された部屋で管理をしています。
ご希望の多い試供品ですが、こういった理由から敢えてご提供しておりません。お客様にはご不便をおかけしますが、何とぞご理解頂きたくお願い申し上げます。
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フード類は配送業者さんの車から直接空調の入った倉庫に運び込んでいます。
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